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氣とは
氣と呼吸の関係性
氣脈、チャクラについて
 
氣とは
氣はあらゆるものに宿るエネルギーです。
草花や木々、微生物、そして森や海といった自然のすべてが氣を放っていて、自然の中に身を置くと心がほっとしたり癒されたりする方も多いのではないでしょうか。
もちろんわたし達人間も氣を放っています。ただし人間には「感情」があり、その感情ごとに氣の質や波形が少しづつ異なります。
例えば怒りなどの強い感情の種類によっては尖ったような、荒々しい氣としてあらわれ、まわりの人が無意識にその空気を感じ取ることがあります。緊張した人の集まる場所では「ピリピリとした空気」などとよく表現されますし、
逆に結婚式やお祝いの席など、幸せな氣が満ちた場所では思わずこちらまでうれしくなってしまうようなこともありますよね。
このように、わたしたちは目には見えない「氣」に日々触れ合いながら生きています。周りからの氣の影響を受け、自分の氣もまた誰かに伝わっていく――。
氣はいつも、わたしたちの内側と外側を循環しているのです。
 
 
氣と呼吸の関係性
呼吸は、感情や意識ととても深いつながりにあります。例えば、不安な時や緊張をしているとき、自然と呼吸が浅く速くなるかと思います。
実はその逆も可能で、呼吸を変えていく事で心の状態を落ち着かせたり、自分自身をより良い方向へ導いていくこともできるのです。
呼吸によって心身を導くこの方法を「調息法」といいます。呼吸が変わることで精神は変わり、精神が変わることで行動が変わり、行動が変わることで人生そのものにも変化が訪れます。
 
呼吸法は続けていく事でしなやかで芯のある精神力や、穏やかで静かな心が育っていきます。それは自分のためだけではなく、きっといつか誰かを助ける力にもなるでしょう。
一緒に、自分らしい呼吸の旅を楽しんでいきましょう。

​呼吸法によって変化、活性化していく
◇氣脈、チャクラについて◇

​【氣脈】

氣脈とは氣の流れる道のことをいいます。わたしたちは年齢を重ねたり、自我が育っていくなかで、この氣の通り道が詰まり狭くなってゆきます。こうした「詰まり」は、この社会で生きていくための一種の処世術でもあり、必ずしも悪いことではありません。しかし、もし「今の自分をより良い方向へと変化させていきたい」と感じたときには、この詰まりが変化を妨げてしまうこともあるのです。

氣の流れを整える施術や呼吸法のレッスンを通して、​氣の流れがスムーズになると、チャクラも開きやすくなり、心と身体の感覚が変化していきます。

ご自身の中で氣の巡りが変わっていくのを、実感していただけることと思います。

​【チャクラ】

チャクラとは、体の中に主に7つあるエネルギーセンターのことをいいます。

チャクラには、自然界に満ちている「不活性の氣(エネルギー)」を集め、圧縮・活性化させることで「生命力=氣」として働かせるしくみをもっています。​

また、呼吸法や修行によって各チャクラに氣を通し、氣を増幅させたり練ることも可能です

「チャクラ」とは、サンスクリット語で「車輪」を意味し、実際にチャクラは車輪のように回転しながらエネルギーを循環させています。それぞれのチャクラには体の機能や心の状態に関わる役割があり、呼吸法などによってチャクラを活性化(回転)させることで、本来の力や感覚が目覚めていきます。

チャクラの配置としては、胴体部分に1番から5番チャクラ、頭部に6番・7番チャクラがあり、1番~5番チャクラは、自己の身体面の健康と精神面の健全を支える"パーソナル"なチャクラ。6番・7番チャクラは、自己以外のあらゆる人や物事に関わる現象を、禅や瞑想によって"知覚"、"察知"する機能を備えています。

 

​​【1番チャクラ】尾骶骨、頚椎の下、会陰-

​1番チャクラは人が生きるための最も基本的なエネルギーの拠点です。大地からの不活性の「陰性の氣」を取り込み、生命活動を支えるエネルギーを育んでいます。

【2番チャクラ】 へその下7cm、丹田、下丹田-

「腹が座る」「腹が決まる」といわれるように、丹田とは人の精神を支える土台であり、氣力を養う源です。氣の通り道である氣脈の滞りを解き、正しい呼吸法によって丹田に氣を満たすことで、心身に大きな変化をもたらせます。高度な技術を身につけていく上でも、常に氣の発生の中心であり続ける重要なチャクラです。

【3番チャクラ】へその上7㎝、太陽神経叢-

​3番チャクラは、自己の精神を映し出すチャクラです。その中でも、とくに表面的な個性や反応を司ります。私たちは出来事に直面した時、それぞれの性格に応じた瞬間的な反応を示します。しかし、3番チャクラを作動させることで、本来の性格とは異なる側面を体験することができます。これにより、ひとつだと思っていた性格に新しい視点が加わり、第三者的に物事を受け止められるようになります。突発的な感情の起伏が生じても、3番チャクラの働きによって感情を中和し、落ち着いた状態を保つことが可能となります。

【4番チャクラ】 みぞおちから約7cm上

4番チャクラはハートチャクラとも呼ばれ、みぞおちから約7cm上の正中線上の範囲内に位置しています。

4番チャクラは「魂の座」とも表現され、わたしたちの魂はそこに座っており、心の奥から湧き出る思いの中心地とされています。胸が高鳴る、ワクワクする、というような感覚もこのチャクラの働きによるものです。センサーのように物事の虚実を見極める力も引き出されます。また、4番チャクラは全エネルギーセンターの中心としての重要な役割を担っています。

さらに修練の行法においては、6番、7番のチャクラを稼働させる際の起動中継点として、大切な位置づけを持っています。

【5番チャクラ】 咽頭、喉元-

5番チャクラは、咽頭から喉元にかけての甲状腺の対応部分に位置しています。3番チャクラが表面的な性格を司るのに対し、5番は「長期的な精神のあり方」すなわち、生き方を司っています。高い氣力から生まれる精神的なゆとりを利用し、これまで歩んできた中で抱えてきたわだかまりや、負の感情の整理や生き方の見直しなどもこのチャクラに託された重要な働きです。

チャクラの開発の行法においては、6番・7番の段階に至ると周囲に強い影響力を及ぼすようにもなります。そのためにこそ、5番チャクラにおいて自己の精神を見つめ、整えておくことが必要不可欠なのです。

 

1番~5番までのチャクラは「自己」にまつわる「精神、身体」を制御し整えるための

ステージとなり、ここまでを整えてはじめて 6番、7番の「霊性」を帯びたチャクラの開発に進むことが出来ます。

6番、7番チャクラでは、この世に見える世界を超えた物事を理解し、気づきを深めていくステージとなります

【6番チャクラ】 、眉間の約1.5cm上-

「第三の目」と呼ばれ、人の第六感に通じています。この世の物理法則を超えて機能する力を持っているため、エネルギー量も5番チャクラまでと比較しても桁が変わります。下位の全チャクラの下支えによって、安定した稼働が可能となります。

6番チャクラが覚醒すると五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)は必然的に研ぎ澄まされます。それに合わせて第六感、いわゆる直感や勘が確信に近いものとして発達していきます。頭部に位置するこのチャクラは大量の気力を発生させるため、意識集中により必然的に意識レベルが降下します。その働きを利用することで「変性意識」の状態に入り、本格的な瞑想も可能にします。

また、このチャクラは4番チャクラの魂に内包された記憶、過去世や、今世の使命といった深い領域にもアクセスする力を持ちます。ただし、6番チャクラがもたらす情報は断片的であり、それだけで意味を完全に理解するまではできません。さらなる統合は7番チャクラとの連動によって可能となります。

【7番チャクラ】頭頂部より約3cm後ろ、百会-

6番チャクラと密接に連携しており、6番チャクラで得た情報をさらに深く理解していく働きを持ちます。私たちが生きている世界と見えない世界についての理解が深まるとともに、エネルギー量は6番チャクラを大きく上回ります。そのため頭部に大量の氣が集まりやすく、適切な導きがないまま進めてしまうと、心身の不調(精神的な不安定さや禅病と呼ばれる状態)を招くことがあります。

チャクラの開発にはこの道の技術に習熟し、教授が可能な段階までを正しく修めた指導者の下行っていただくことをおすすめいたします。

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